中高年の夜間頻尿
1晩に2回以上のトイレ夜間頻尿
トイレに何回も行く症状で悩んでいませんか?
夜中に何回もトイレに起きてしまって毎日朝がツラく日中もボーっとしてしまうという人もいらっしゃるでしょう。
「さっきトイレに行ったのに、また行きたくなってきた」
「夜中に何回もトイレに行きたくて目が覚めてしまう」
「気がついたらトイレに行く間隔が近くなっている」
もしかしたら病気かも・・・と悩んでいる方もいるかもしれません。
ですが、トイレの間隔が近くなるのは「加齢」や「体力の低下」など歳をとると誰にでも出る症状なのです。
夜、せっかく寝たのにトイレに行きたくて目が覚める、一晩に何回もトイレに行っている、ということはありませんか?
夜、就寝後に朝起きる時間までに何回もトイレに行くことを「夜間頻尿」といいます。
目安は1晩に2回以上トイレに起きることになります。
夜間頻尿は、年齢や男女関係なく起こる症状ではあるのですが、若い人にくらべて高齢者になればなるほど割合は高くなり悩みも深刻になってきます。
就寝後トイレに行くために起きる人が60代で約20%、80代で約50%という統計が出ています。
高齢者の夜間頻尿の原因
高齢者の夜間頻尿で多い原因は、内臓機能の低下や膀胱が委縮することによって起こり、誰にでも頻尿の症状が出始めています。
男性に多い原因は、前立腺肥大という病気になります。
尿道の周りにある前立腺が肥大することで、一度に尿が出づらくなるためトイレに行く回数が増えるのです。
男性と女性ともに起こるのが、過活動膀胱です。
尿を我慢することができなくなる病気なり、昼間でも夜でも1日通してトイレが近くなります。
また、高齢になると眠りが浅くなりやすいので就寝後のトイレの回数を増やす原因にもなっています。
夜間頻尿の対策方法
夜間人尿の症状が軽度なら、自分で対策をすることも可能です。
まず、寝る前にカフェインの多いコーヒーや緑茶などを飲まないようにしましょう。
これらの飲み物には、利尿作用がありますので頻尿の原因になっていることもあります。
多量のアルコールも控えるとよいですね。
冷えが頻尿の原因になっていることもあります。
身体を冷やさないように、腹部や下半身を中心に暖かくして寝るとよいでしょう。
足先を温かくすることで、眠りにつきやすくもします。
筋力の衰えが原因で尿を我慢できなくなっていることもあるんですよ。
日中はなるべく歩くようにしたり、軽い運動をするのも良いでしょう。
何も特別な運動をする必要はありません。
ラジオ体操をするだけでも運動をすることになります。
夜間頻尿は様々な原因が重なっています。
加齢で内臓機能の低下など衰えが原因になっている場合もあり重大な病気が隠れていることもあるので油断は禁物です。
しかし、少しトイレに行くの近くなっただけで病院で診察してもらうほどではない軽い症状であれば通販などで購入することができるサプリメントを活用することも対策方法の一つです。